2017年6月19日月曜日

映画『八十日間世界一周』

旅好きな人間としてはとても興味深い映画。

昔『長靴を履いた猫』というファミコンのゲームがあって、悪党を倒しながら80日間で世界をめぐらなければいけないという設定だった。
大人になって、その80日間というのは著名な小説からきていたんだと知る。

あらすじは、お金持ちの主人公が賭けに勝つために80日間で世界一周を試みる、という旅物語。

↓ご参考にwikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/八十日間世界一周_(映画)

1956年の映画だから今みたいに高いCG技術はないはずなんだけど、訪れる国それぞれの特徴を捉えていたり、風景に気球が飛んでいたり、よく撮影したなぁと感心する。

今フィルムカメラの質感が若い子からすると斬新で写ルンですがまた流行ってるらしいけど、この映画もフィルムならではの良い味が出ています。

日本には海路を使って香港から横浜へやってくるのだけど、最初から思い切り鎌倉の大仏が出てきて、「あー、、、」と、海外の映画で間違った日本を見た時にいつも感じる諦めに似た気持ちを味わう。
歌舞伎小屋みたいなところで中国雑技団まがいなことをしていたり、市民がお辞儀をしまくっていたり、突っ込みたくなる部分もあるが、日本が映画の一部となったことを喜ぶべきかな。

行ったことのある街が出てくると嬉しくなるし、行ったことのない街だと行ってみたくなる。
昔は船や列車や気球など使って旅をして大変だったなぁと、今の便利さに感謝。


0 件のコメント:

コメントを投稿